9月13日に協会事務局で、3回目を迎えるエイブル・アート・アワードの選考会が行われ、「制作支援」および「展覧会支援」の支援先が決定しました。今回は制作支援の応募が減少、展覧会支援が前年並みという応募数の中、選考は慎重に行われました。
募集要項では制作支援5件、展覧会支援1件となっていましたが、選考会で、展覧会支援の選考が大いに難航、6件から絞り込めず、選考委員一同頭を抱えてしまうという場面も。作品の多様さ、新しさに嬉しい悲鳴でした。結局、制作支援を全員一致で決定した4件に絞り、展覧会支援を2件に増やすということで決着を見ました。
今回も新しいグループや作品に出会え、アワードをすることの意味の大きさを実感しました。また、新しく活動をはじめる人たちが多いことも、私たちに元気を与えてくれます。
*エイブル・アート・アワードは、大成建設の寄付金により運営されています。
*制作支援の支援先には10月に10万円が振り込まれ、画材の購入に充てていただきます。直接制作に関わることであれば使途は自由。
この資金をきっかけにさらに自由で豊かな表現活動が行われることを期待しています。