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私たちNPO法人エイブル・アート・ジャパンは、4月上旬に関連する障害児者および支援者(家族・福祉施設等)にアンケート・ヒアリングを実施しました(*)。
そこで明らかになったのは、感染症にかかりやすい・感染症に関する知識を正しく理解し、予防することに困難を抱える障害児者は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、多くの人が在宅利用または自宅待機をしていたことでした。
これにより他者との接触や社会的なつながりが失われ、本人の心身の不調や支援者のストレス、また在宅障害者の孤立の様子がみえてきました。
今、社会では、感染症の影響が長期化し「新しい行動様式」が求められていますが、障害特性や教育機会の少なさ、成人については所得の低さからオンラインでのコミュニケーションや情報の獲得には課題がある人も多数おり、社会の変化に対応できていないのが現状です。
そこで、現在、障害のある人やその支援者がオンラインを利活用し、今後の「新しい生活様式」を構築するためのきっかけとする活動をはじめました。
これとあわせて、 まもなくスタートするアンケート調査に、ご協力をお願いします。
*4月上旬に実施したアンケートのハイライト