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日本各地で起きている「障害×アート」の先駆的でユニークな取り組みを紹介し、
ソーシャルデザインのための新しいヒントをみつける情報交流の場です。
2016年3月に開催したフォーラムの後、より丁寧に活動の立ち上がり、活動の方法、
活動の意義、活動を通じた社会の変化を確認したいとご要望をうけてきました。
そこで2017年度は、プログラムごとにじっくりと話をする場を設けることとしました。
今年度のテーマは「参加のデザイン」。
個性と熱意に満ちた実践者たちと交流しながら、障害のある人と一緒に芸術文化を通じて、
人と社会の可能性を探ってみませんか。
みなさまの参加をお待ちしています。
主催:NPO法人エイブル・アート・ジャパン
協力:一般財団法人たんぽぽの家
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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第3回
カルチュラルツーリズムの可能性
−視覚障害者のタッチツアープログラムから夢の自動車運転まで−
2017年8月19日(土) 14:00-17:00 (13:30開場)
会場:アーツ千代田3331 A/Agallery(2F)
社会のなかの変化を読み取り、お客さまのニーズを新しいサービスとして生み出す企業人。
渕山さんは超高齢社会に突入するなかでユニバーサルツーリズムを実践し、高齢者・障害者が旅を
あきらめなくても良い社会を目指しています。
そして視覚障害をもった人たちへは、タッチツアーというプログラムを旅行に組み込み、
視覚以外で楽しめる旅を企画し続けています。
海外では、大英博物館、故宮博物院、ルーブル美術館、観賞だけではなく四国お遍路、
大分タンデムサイクリング…、ついには絶対に不可能だと思われた視覚障害者の自動車運転ツアー
までも実現。
人がこうありたいというあたりまえの夢を実現する魅力にあふれています。
企業発、障害のある人たちのライフスタイルを変えるような取り組みをヒントに、芸術文化の参加の領域を
考えてみませんか。
話題提供者
渕山知弘さん(KNT-CTホールディングス株式会社
/クラブツーリズム株式会社 ユニバーサルデザイン旅行センター兼務)
1990年近畿日本ツーリストに入社。
1998年よりバリアフリーツアーを担当、19年間この分野に関わり続ける。
「世界初!視覚障害者夢の自動車運転ツアー」は2016年、ジャパン・ツーリズム・アワードにおいて
国内領域優秀賞を受賞。
平成23年度より観光庁ユニバーサルツーリズム促進検討会委員。
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対象:障害のある人、芸術文化関係者、福祉・医療関係者、行政関係者、企業関係者、教育関係者、NPO関係者、学生等。
定員:30人
参加費:一般2,000円、学生1,500円、エイブル・アート・ジャパン会員1,000円
※当日、会場にて直接お支払いください。
お申し込み方法:電話、FAX、E-mail、郵送またはウェブサイト上の申し込みフォームから
下記のお申し込み事項①~③をお知らせください。
①お名前 ②ご所属先・活動内容
③連絡先(住所/電話、Fax、E-mailのいずれか)
お申し込み締切:2017年8月12日(土)
なお、定員になり次第、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
お問い合わせ・お申し込み先:
NPO法人エイブル・アート・ジャパン
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14アーツ千代田3331 #208
電話 03-5812-4622 Fax 03-5812-4630
E-mail:office@ableart.org
*申し込みフォームはこちら
障害に関わるサポートについて
手話通訳が必要な方は、開催の2週間前までにお知らせください。
その他、セミナー参加において必要なサポートがあればNPO法人エイブル・アート・ジャパン事務局まで
お気軽にご連絡ください。
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◆予告
第4回
手話は伝達手段をこえる?!−美術と手話プロジェクトの試み−
日時:2017年8月26日(土)
14:00-17:00(13:30開場)
話題提供者:
八巻香澄さん(東京都庭園美術館学芸員)
美術と手話プロジェクト