2006年
10月27(金)〜29日(日)
★各日、異なるプログラムになります!
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10月27(金)
トークセッション1
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トークセッション1
開場 18:30
開演 19:00
会場 センター棟416号室
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「アーティストと語るエイブルアート・オンステージ」
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本音で語るエイブルアート・オンステージ 今何が起きているのか!
アーティストと障害のある人がコラボレーションした時に何が起きるのか。その可能性と課題を大友良英と上田假奈代がアーティストの立場から、太田好泰が企画者の立場から語ります。
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●語り手:大友良英(音楽家)、上田假奈代(闘う詩人・詩業家)、太田好泰(エイブル・アート・ジャパン事務局長)
●聞き手:野村誠(作曲家、本フェスティバルディレクター)
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10月28日(土) 公演1 /
トークセッション2
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公演1
開場 13:30
開演 14:00
会場 カルチャー棟
小ホール
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「Parceria」
to R
mansion
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人と人 心と身体
過去と未来 それは常にアンバランスで危うい関係だからこそ美しい。
小さな身体でパワフルに生きる女性と彼女を取り巻く部屋での朝の風景。音のない世界を鮮やかに生きる女性の過去と未来を繋ぐ伝記的作品。二人の女性から生まれた身体の寓話
言葉のないマイムの世界で描き出します。
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[実行委員からのコメント]
人が言葉を使わない時、そこに、言葉が持つ力以上の、もしくはまったく別の感覚の何かが立ち現れる事があるものだ。でもそれって、なぜなんだろう? 「to
R
mansion」はそこのところをきっと解明してくれるに違いない。ワクワクします。木佐貫邦子
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「ファウスト」
アクターズスクール・くらっぷ
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願いをかなえてやる。代償はおまえたちの魂だ。有限の人生に絶望する学者ファウストに、悪魔が持ちかけた取り引き。しかし、無謀な賭けに応じたファウストたちの、縦横無尽、奇想天外な欲望に、さすがの悪魔もタジタジ!? はたして魂をめぐる駆け引きの行方は…。「人間ってなんだろう」その問いかけの方法そのものを問い返す実験作。
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[実行委員からのコメント]
ファウストを、複数の障害者が演じるという悪魔でも思いつかないようなアイデアの勝利だろう。平田オリザ
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※くらっぷは10月25日、26日にタイニイアリスで初演作「掟の門」を上演します。詳しくはエイブル・アート・ジャパンまでお問い合わせください。
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「すべてを越えて」
湖西市手をつなぐ親の会
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情熱の国スペインに生まれたフラメンコを媒介に、障害のある人とフラメンコ舞踊家がぶつかり合い編み出すハーモニー。「笑い」、「怒り」、「悲しみ」が渾然一体となって生み出す未来。障害を、フラメンコを、そして、命を見つめて見えてくるもの。すべてを越えて…。
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[実行委員からのコメント]
「ダンス」はもともと「伝達すべきもの」というより、「届けば幸運」というぐらい自由で主体性の強い表現だと思う。しかし、人々のまえにいざ、それを差し出すとなると、なんと勇気のいることか…。湖西市手をつなぐ親の会のみなさんのひとりひとりの勇気にたくさんの喜びが還ってくることを願っています。木佐貫邦子
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トークセッション2
開場 16:15
開演 16:30
会場 カルチャー棟
小ホール
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「マイノリマジョリテ・トラベルに聞く 境界線の旅」
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「障害」と「健常」、「マイノリティ」と「マジョリティ」の境界線を旅するキャラバンを繰り返し、都バスを借り切ってのバスツアー、街中、倉庫を移動する全3幕のユニークな公演を展開した、マイノリマジョリテ・トラベル。出演者5名と代表の樅山智子が、それぞれの立場から、この旅から見えてきたコラボレーションの可能性について語ります。
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●語り手:樅山智子(作曲家、マイノリマジョリテ・トラベル代表)、LP500S、EL、蓼野絵理子、こりゑ、麻耶(以上、マイノリマジョリテ・トラベル参加者)
●聞き手:野村誠(作曲家、本フェスティバルディレクター)、太田好泰(エイブル・アート・ジャパン事務局長)
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10月29日(日) 公演2
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公演2
開場 13:30
開演 14:00
会場 カルチャー棟
小ホール
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「音の公園」
音遊びの会
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知的障害者と音楽家の出会い−そこから生まれる数々の即興アンサンブル。それぞれの楽器を持ち、ユニークな音楽言語で演奏するメンバーたち。表現とはこんなものだったのか!
ゲストに大友良英を迎え、自由奔放に舞台を創り上げる。
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[実行委員からのコメント]
踊る指揮者に出会った。統率するのではなく、アンサンブル全体と共振する指揮者だ。ルールがない中に秩序が立ち現れ、上書きされ、変容する音楽。「どっこいしょ」と普段着の声、力いっぱい叩いた微音、ターンテーブル、掃除機、シンセサイザー、カホン… 今日はどんな風景が聞こえるだろう。野村誠
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「こまいぬ に ほうきぼし 江戸流れ解散ライブ」
ほうきぼしproject実行委員会
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ハモリはできへんラップもあかん ひたすら重いへなちょこビート ムダに激しい緊張と緩和 笑いに乗って心に響くビューティフルボイス&ソウルフルシャウト 浪速で噂のスーパーグループ「ほうきぼしブラザーズ」が江戸まで流れてやって来る!役に立たない狛犬を連れて流れた果てに行き着く先は流れ解散ライブ 歴史的脱力パフォーマンスに期待しすぎても誰も責任持ちません
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[実行委員からのコメント]
全身から、言葉が発射される間際、その一瞬の厳しい静寂に、ぼくらは息を飲むタイミングを失い、世界を反転させる声色に脱臼を食らわされ、笑い、シビレル、ほうきぼしタイム。日常を綴った言葉たち(ヘルパーさんへの思い、初恋の記憶、阪神タイガース…)が、イメージいっぱいで飛び込んできますよ。野村誠
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