エイブル・アート舞台人養成講座・特別ワークショップ

和の心再発見 私のこころとからだの気づき<舞台表現ワークショップ>

終了いたしました!

 クリスタル・トゥループとエイブル・アート・ジャパンは共同で、障害のある人の演劇や音、声、身体表現などの舞台人養成講座を開始しました。この講座の一環として、今回は特別講師を招き、連続3回のワークショップを開催します。

 講師はいずれも第一線で活躍している方ばかりです。日本独自のエッセンスと出会うことにより、自分の根底にあるものを発見し、創造性がより深いものになっていくことを目指します。

 このワークショップには障害のあるなしに関わらず、どなたでもご参加いただけます。お互いの違いを認め合い、学びあう中で、自己を見つめ、解放していく体験を共有しましょう。きっと、新しい発見があるはずです。

 

開催日 第1回:11月22日(土)終了!
    第2回:12月13日(土)
終了!
    第3回:12月14日(日)
終了!

会場  東京芸術劇場 中リハーサル室3/大リハーサル室

    地図はこちら >>>

参加費 各講座 3,000円(介助が必要な方は2名まで無料)

主催  クリスタル・トゥループ/エイブル・アート・ジャパン

■各講座のご案内

第1回

 

2003年11月22日 [土] 13:00〜15:00 終了しました!

特別講師:結純子(女優、脚色・構成・演出家)

会場:東京芸術劇場 中リハーサル室3

定員:50人(介助者含む)

みなさんと一緒に何ができるのか、何を生みだすことができるのか...。お会いした瞬間に、身を委ね、集中していった時に、何かが始まり出します。お互いの細胞がうごめきだしたら、もうめっけものです。おひとり、おひとりの生命(いのち)の響き合いが、沸き起こりますよう、全力投球します。どうぞよろしくお願いします。

  

■講師プロフィール

結 純子 (ゆい じゅんこ)
東京生まれ。早稲田大学卒業。劇団俳優小劇場、三十人会を経て、1974年劇団を結成。79年「ほかい人群」と名乗り、ワゴン車で日本全国投げ銭興行。解散後2、3年のブランクを経て、自ら脚色・構成、女優として復帰。脚色・構成・演出・ワークショップ・講演などを行う。ひとり芝居/「道行きのえにし」石牟礼道子、「智恵子」高村光太郎、「祭りの晩」宮澤賢治、「太郎への手紙」岡本かの子。最近は、Natti(夏子)と共作で「賢治とよだかと私達」のような「みんなの生命の輝くところ」をメイン・テーマに作品づくりを続けている。

第2回

2003年12月13日 [土] 13:00〜15:00 終了しました!

特別講師:津村禮次郎(観世流能楽師、重要無形文化財)

会場:東京芸術劇場 中リハーサル室3

定員:50人(介助者含む)

謡(うた)う。舞う。腹の底から声を響かせる。大地にしかと根を下ろした体の構え。日常生活にはない能の表現。形式と型に制約された立ち居振るまいは不自由そのもの。伝統が伝える不自由さを実感しよう。そしてその不自由さを越えるところに心の解放があり、コミュニケーションが生まれる。謡(うた)は七五調の文学。その表現とリズム感をワークし、自分の心の音を、詩を謡ってみよう。舞は動く彫刻。自分の体を素材に美しいフォルムを作り、自分の詩を舞おう。

  

■講師プロフィール

津村 禮次郎 (つむら れいじろう)
一橋大学卒業。観世流シテ方。緑泉会会主。重要無形文化財(能楽総合)指定保持者。(社)日本能楽会、(社)能楽協会会員。ニ松学會大学大学部講師。1979年小金井薪能設立以来25回継続公演。新作活動、創作能(かぐや姫、オセロー、仲麻呂など)。海外公演(イギリス、スペイン、バーレーン、シンガポールほか多数)を積極的に行う。他のジャンルとのコラボレーションも多い。邦楽器(琵琶、筝曲、尺八、三弦)による能舞、中国古楽器との共演「シルクロード幻想」、フラメンコとの共演「レモン哀歌」など。2003年5月、多田富雄作「一石仙人(アインシュタイン)」を初演。9月12日新国立劇場主催公演でコンテンポラリーダンスと「弱法師」を初共演。28日ドイツ人作曲家ペーター・ガ−ン氏作曲三弦と能の為の「Offene Stege」で舞う。著書に「能がわかる100のキーワード」(2001年、小学館)ほか。

第3回

2003年12月14日 [日] 14:00〜16:00 終了しました!

特別講師:折田克子(現代創作舞踊家、現代舞踊協会常務理事)

会場:東京芸術劇場 大リハーサル室

定員:100人(介助者含む)

太古より踊る(動)、創造(知覚)、そして大切なリズム(呼吸)を、人間生まれながらの原点としてT自然と生命Uへの調和をねがい「祀り事」を行いました。創造は誰にでも与えられている財産、それぞれの表現は心の窓であり鏡ともなりましょう。一人ひとりの方々と表現のキャッチボールをすることで、新しいコミュニケーションを生みだしたいと思います。

 

■講師プロフィール

折田 克子(おりた かつこ)
(社)現代舞踊協会常務理事。全国舞踊コンクール・国際コンクール審査員。石井みどり・折田克子舞踊研究所主宰。2003年「紫綬褒章」受章。師、石井みどり氏と共に日本全国を公演、現在個人の活発な公演活動を行う。欧米、アジア、中近東、カナダ、ロシアなどに海外公演。舞踊会だけでなく、音楽、演劇関係にも交流が深く、現在もっとも注目を集めているクリエーターであり、ダンサーである。作品は、「ユ・キ・オ・ン・ナ」(文化庁主催・芸術祭オープニング公演)、「饗宴」、「陽だまりの昼食」、「昼の月・夜の月・朝の月」、「梟の唄」、「憶の市」、「トリネコの枝」、「重力の虹」、「夏畑」、「パラダイス・ロスト」、「ピント・ファーの空間」、「アリスの長い午後」など。

■お申し込み方法

事前のお申し込みが必要です。

「申し込みフォーム」をご利用ください。折り返し参加についてのご連絡を差し上げます。(お申し込みの受付は各講座開催日の1週間前までです)

 お申し込みはこちら

■お申し込み・お問い合わせ先

エイブル・アート・ジャパン 

 〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル3F

 TEL 03-3364-2140  FAX 03-3364-5602 

 E-mail  info@ableart.org

■会場

東京芸術劇場

     東京都豊島区西池袋1-8-1

     Tel 03-5391-2111  Fax 03-5391-2215

     URL:http://www.geigeki.jp/

地図

    <アクセス> 池袋駅西口 徒歩2分

           池袋駅から地下通路でもご来場いただけます。

           *有料駐車場がございます。

 

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